Grüß Sie!!
Mündlicher Ausdruck Aufgabe 3(MA3)
今日は続きになります。
前回、問題のシチュエーションと問(Augabenstellung)を確認しました。
今回は早速グラフを見ていきます。
グラフ
Quelle: TestDaF Modellsatz 02 より抜粋
- 1990年から2000年におけるドイツの学生数の推移
- 2000年冬学期の専攻別学生数
を表しており、2つのグラフが関連を持っていることがわかります。
では、個々のグラフを見ていきます。
ひとつ目のグラフの構成(Aufbau)
- タイトル:Studierende an deutschen Hochschulen in Millionen
- 縦軸(vertikale Achse):学生数(100万人)
- 横軸(horizontale Achse):期間(Zeitraum)
- グラフの種類:Liniendiagramm
これらの情報から
- 何を示したグラフなのか?(テーマは?比較の対象は?)
- 情報はどのように提示されているか?(パーセント?万人?期間は?)
- 出典は?(個々最近のTestDaFでは表記されていないため必要ない)
といった情報を読み取る必要があります。
ひとつ目のグラフの重要な情報を見つける(Zusammenfassung)
聞いている他のクラスメートたちがこのグラフを聞いてわかるように説明していきます。
とは言っても、全ての情報を盛り込むのは時間からして不可能です。
なので、一目見た時に飛び込んでくる情報、"Eckdaten"に注目しましょう。
例えば、
- Anfang / Ende (始まりと終わり)
- Höhepunkt / Tiefpunkt (最大と最小)
- größte Steigerung / größter Rückgang (大きな変化)
- Tendenz (傾向)
などが挙げられます。
出典:TestDaF Modellsatz 02 より抜粋、加筆
ここでは、図の赤で示した部分がこのグラフのEckdatenになります。
ふたつ目のグラフの構成(Aufbau)
- タイトル:Studierende im Wintersemester 2000/01 nach Fächergruppen in Tausend
- 縦軸:専攻グループ
- 横軸:学生数
- グラフの種類:Balkendiagramm
ふたつ目のグラフの重要な情報を見つける
出典:TestDaF Modellsatz 02 より抜粋、加筆
一番多い値と一番少ない値は簡単に見分けられます。
時間との兼ね合いですが、他には「2番めに多い値」や、グループ間の比較をします。
Grafiken verbalisieren
それでは情報を言語化していきます。
そのために必要なRedemittelを見ていきましょう。
Aufbau der Grafiken
Thema
- Das Thema der Grafik ist ...
- Die Grafik liefert Informationen darüber, ...
- Die Statistik gibt Auskunft, was ...
- Die Statistik stellt ... dar.
- Die Grafik zeigt ...
Zeitraum
- im Zeitraum von ... bis ...
Art und Weise
- Die Informationen sind in Prozent angegeben.
- Die Angaben sind in absoluten Zahlen dargestellt.
- Die vorliegende Grafik zeigt ... in Prozent.
Zusammenfassung
die wichtigsten Informationen zusammenfassen
- am meisten
- Die wenigsten ...
- An erster Stelle steht ...
- An zweiter Stelle folgt ...
- Im Vergleich zu ... ist die Zahl der ... deutlich höher / niedriger.
- Auffallend ist, dass ...
- Die Tendenz ist steigend / abnehmend.
Statistik
- Der Anteil / Die Zahl beträgt im Jahr 2016 50% / 600.
* betragen, er beträgt, betrug, hat betragen
- Der Anteil / Die Zahl liegt im Jahr 2016 bei 50% / 600.
* liegen, er liegt, lag, hat gelegen
Entwicklung (Positiv)
- Der Anteil ist von 5% auf 18% um 13% gestiegen.
- Die Zahl hat sich zwischen 2006 und 2012 um 50% erhöht.
- ... hat sich im Zeitraum von 2006 bis 2012 verdreifacht.
Entwicklung (Negativ)
- ... ist in den letzten Jahren von 60% auf 40% gesunken.
- ... ist in den Jahren 1970 bis 2000 um 20% zurückgegangen.
- ... hat sich von 2006 bis 2012 halbiert.
- ... hat sich um ein Drittel verringert.
Fazit
- Zusammenfassend kann man sagen, dass ....
- Insgesamt kann man sehen, ...
- Daraus lässt sich schließen,
MA3にてよくあった個人的失敗と対処法
時間配分の失敗
1)Aufbauに時間をかけ過ぎて、Zusammenfassungが疎かになる
原因は、丁寧に描写しすぎるためか、難しく考えすぎて複雑な文章構造を考えながら話すためでした。
これには、グラフが何を示したものかを一言で説明するトレーニングを行い、Aufbauにかかる時間を短縮することを目指しました。
2)グラフが2つある場合に一つ目のグラフに時間をかけすぎる
2つのグラフを同じくらい丁寧に描写することが理想ですが、実際にはメインとなるグラフに注力し、もう一つのグラフは簡潔に説明するという作戦を私は取りました。Modellsatz 02の場合は、ゼミのテーマが「ドイツの学生数の推移」ですので、"Studierende an deutschen Hochschulen in Millionen"の方を私ならより細かく説明します。
この方法はあくまで一つの作戦に過ぎませんので、どちらもしっかりと説明できるに越したことはありません。
ブラックアウト
試験中は否が応でも緊張します。そのため、なにも喋ることができなくなることは決して珍しくないそうです。私も実際に本番の形式で模擬試験を行った時に「何もしゃべれなくなって」しまいました。それは、2つ出題されたグラフのどの情報を伝えるべきか、自分の中で情報の取捨選択ができなかったためでした。
そのようなときに助けになるのが、”Eckdaten”になります。EckdatenとRedemittelを組み合わせれば形になり評価ももらえるので、本番は気楽に構えることができました。
トレーニング法
1)自分の回答を録音し、自己採点
2)回答を紙に書く
3)自分の回答を聞いてグラフを書いてみる:要点が抑えられているかチェックできる
4)グラフが何を伝えているか一言でまとめる
これらのトレーニングを行いながら、Redemittelを記憶に定着させていきましょう。
他にも、私は友人とお互いにグラフを説明しあったりもしました。そこから自分が細かく説明しすぎる傾向があることがわかり、簡潔に説明する友人の方法を参考にしました。
まとめ
- 時間配分に注意し、情報を取捨選択する
- Aufbauでは内容、期間、単位を簡潔にまとめる
- Zusammenfassungでは"Eckdaten"を手がかりにする
それでは、Tschüss!!
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